大阪北部地震の屋根の被害から補修工事へ

2018.6月に発生した大阪北部を震源とする地震がありました。

8月28日にも震度3の地震があり驚きましたね(>_<)

 

弊社事務所のある東淀川区のお隣の旭区では、古いお家も多く

屋根瓦が落ちたりずれたり、外壁にヒビが入ったりと、地震の爪痕が至る所に見られました。

屋根の補修工事が大変混みあっており、弊社もやっと補修工事をすることが出来ました。

 

 

 

補修工事の手順としましては、まず瓦の撤去です。

 

 

こちらのお家には後付けのバルコニーがのっていましたので、そちらも撤去します。

 

瓦を撤去しますと土がでてきます。

この土は、瓦の固定＋吸水材の役割があり、古いお家の瓦葺屋根には大体のっています。

 

そして当時の防水シートの役割をしていた杉皮も見えてきます。

こちらも傷んでいますので撤去します。

 

 

全ての撤去が終わったら、新しく屋根の下地（野地板）を施工します。

 

 

次に屋根の防水シートを施工します。

 

 

そして屋根の板金の施工になるのですが、ここが重要！

こちらのお家は長屋なのでお隣さんとの屋根の取り合いが肝心なのです。

雨漏れがしないようにしっかりと板金を添わせます。

 

 

最後に屋根仕上げ材の施工です。

重たい土と瓦を撤去し、軽くて丈夫なカラーベストに葺き替えました！

 

これで屋根の工事は終了。

 

撤去したバルコニーは、再度同じ位置に付ける作業中です。

また工事の様子をアップしたいと思います！